2018年9月17日月曜日

「グランドでの指導者の声」


今日、僕は大阪市の秋季総体の審判で詰めていた。帰ってからある人からLINE。どうやらどこかの野球部の試合で、グランドで罵声を聞いたということらしい。その人はまた聞きなので真偽のほどは不確かだが「中学校ってまだそんなんなのか?」という趣旨の内容だった。
僕が思っていることを返信して、それからしばらく世間話をしてそのやりとりは終わった。違う仕事をしている人からしたら「相手は子どもやで」という感覚かもしれない。僕らがいつもやっていることは、子どもを変に子ども扱いしてもちろん成立するものではない。でもね、という話。

罵声の趣旨はわからないけど、いまその子はどんな気持ちで明日の活動をむかえるのだろう。きっとほとんど覚えていないだろう。だからこちらとしても気づかないのだ。子どもの失敗はだいたい「ごめんなさい」で済む。済まないならそれこそ大人の出番だろう。
厳しさはしつこさ。罵声は指導者のカタルシス。もう一度、立ち止まって僕らがやっていることを考えないといけない。他の立場からはそういうふうに見えているのです。

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