今日は午後から大阪市の野球部顧問を対象にした審判講習会。今年度は数年ぶりにブロックの専門委員をやっています。書類を作るのでも「こうやったらいいのにな」というのを提案できるので、思いの外楽しくやっています。
みなさんが講習を受けてらっしゃる横で、僕は訳あって参加せずに待機していました。総務の先生方や、要職の先生方は会議。こういう先生方がいるので大きな組織は回っていくのだろうな、と一人で考えていました。審判講習も講師の先生方は実に素晴らしい提案で、ひとつひとつのプレーを解説されます。奔走される先生方に頭が下がります。
大会の役員をやっていると、同じ野球部の顧問のはずなのに非常に残念なケースを目にします。せめて大人同士は心が通い合ってすすめていきたいものです。今日は懸案の「コリジョンルール」について、本部審判としての心得を確認しました。語弊を恐れずに述べると、野球を知っていると自負している保護者が「今のはコリジョンルールで……やろが!!」とか、今度の夏の大会でどこぞの会場で問題になることが出てこようと想像できます。別にこの保護者さんを責めるのではなく、我々がきちんとそのルール改正に備えてジャッジメントをしようというような常識的なコンセンサスだったと理解しました。もちろん、技術的な押さえはあった上です。きっとアマチュアのいろいろなところで議論されているのだと思います。
ともあれ、こういう裏方を知らないまま退職される先生もきっといるでしょう。たいへんではありますが、バックヤードの苦労と楽しみは野球部顧問のもう一つの醍醐味といえます。夏が近づいています。
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