2016年11月13日日曜日

裏方としてのブロック大会

今日で全日程終了。おかげさまで日程の順延などなく、無事終えることができた。僕は数年ぶりのブロック委員(いわば地区の世話役)になり、今回とても勉強になった。数年前は先輩といっしょにやればよかったし、わからないときは周りの人に聞いていればよかった。失敗しても「まあしゃあないやん」と許してもらえた。でももう僕もいい年なのでそういうのがそろそろ通用しない。というより、意見を求められるときさえある。頼りないブロック委員だと改めて思う。
今回、会場校のご準備がこんなにありがたいのかと実感した。誰よりも早く学校に出向いてカギを開け、生徒に指示をして会場を作ってくださる会場校の先生方。そして生徒。せめて会場校が試合のときはお手伝いを、と思って当番を回そうとするも、ウチは練習試合さえできない狭小グランドで「他人のためにグランドを作る」ということを経験していない。一方で、てきぱきと1年生でもよく動く会場校の子たち。しつけがどうとか言うけど、OJTで得られる経験知は大きい。
ウチにとっては裏方の仕事は生徒にとれば面倒なものかもしれないけど、僕としては教育効果の大きいものだと思った。ネットの裏で、このブロックで指折りのピッチャーが出てきたときに密かにタイミングを合わせるウチの生徒。ボールが飛んだら走ってもらいに行く子。隣に座ったこと「歓談」している子もいる。こそっと見えないところに行く子もいる。2試合の当番に我慢できず、しんどいと感じる子がほとんどだったと思う。ウチの課題がここでも確認できたので刺激していくしかない。
こちらの不手際、準備不足で会場校に無用な負担をかけてしまった。昔からよく知る先生がそのことを終わってから指摘してくれた。こういうのはきっと言いにくいことだと思うのに、わざわざ忠言しに来てくれてありがたいと思った。来年の反省にしていこうと思う。
賞状の準備、ボールの手配、優勝盾の確認、日程の調整。自分の雑なところがはっきり出て、まだまだいい加減な仕事をしていると思った。周りの先生方や生徒に助けてもらってなんとか終わった。
人任せにできる年齢ではなくなった。今更だけど、本当に反省の多い大会だった。みなさんに感謝。スムーズな進行ができず申し訳ありませんでした。また明日からもよろしくお願いします。
今日はナイスゲームの連続。ここでウチが野球できないことをみんなはどう思ったか。野球ノート2,3行で反省とも言えない「反省」を明日確認する。生徒の成長につなげるために、僕はもっと汗をかかなくてはいけない。反省です。

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