いよいよ練習試合がはじまった。今日は大阪市でも東の果ての学校と兵庫県のチーム。久しぶりの試合だったのでみんな嬉しそうだった。ウチのキャプテンがずっと前向きな声を出していた。そういうことができるようになったのだな、と成長を感じる。僕はずっと審判。ひとつめ主審。ふたつめ二塁塁審。みっつめは一塁塁審。やりながら生徒に声をかけ続けた。
ウチは合同なので、監督はペアの先生に全権委任している。キャプテンももうひとつの学校。ウチのキャプテンは微妙と言えば微妙だが、同じようにみんなに声をかけている。今日は試合のあとで、キャプテン同士で話したらどうだと持ちかけた。審判をしながら見ていると、ウチのほうから声をかけていた。こうやって積み上がっていくのだな、と感じた。
これは批判ととられればそうかもしれないが、僕はこの合同チームの運用の仕方に疑問を持っている。一方で、見方を変えたら仕方ないという気持ちにもなる。合同チームはこの春まで。春の大会が終われば、新入部員をあわせて9人におそらくなる。なったらもう解散。夏から秋、冬、そして春を越えて、夏は違うチーム。ちょっと悲しいなと思う。せめて夏までは同じ子たちで、とも思うが、それは学校という枠組みでやっている以上、不可避な問題である。仕方ないけど、何かやるせない。あと2ヶ月あまり。
随所にいいプレーは見られた。でも僕は野球以外でたくさん注文を出した。それが生徒の本当の成長になるのだと信じ、それこそ覚悟を決めて、うるさいと思われてもやり抜こうと思う。
来週から小さな大会。はじめてなのでどうなるかわからないけど、みんながたくさん試合の経験をして、失敗して、悔しい思いをして、うまくなりたいと思って、明日を迎えられたら本当にうれしい。今年は野球の勉強をしっかりしたい。みんなで強くなりたい。いろんな人に教えてもらおうと思う。
(結果)
1 対 井高野中・西淀中 合同チーム ● 2−6
2 対 伊丹市立荒牧中 ● 0−7
1 対 井高野中・西淀中 合同チーム ● 2−6
2 対 伊丹市立荒牧中 ● 0−7
荒牧中さんは強かった。聞くと地区では勝ち上がっていないそうで。兵庫県はレベルが高い。来週も頑張ります。
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