ゴロ、キャッチボール、スイング。とにかくドリルばかり。
以前教えていただいたものを、飽くまで繰り返し繰り返ししているのだけれど、生徒が「つまらんなあ」という表情をしたらすぐにやめてしまう人がいる。
これは生徒が飽きてきているのではなく、指導者の側が飽きてしまっているのだ。
そして指導者はすぐに精神論に走ってしまう。
「一生懸命さが足りない」だとか「気持ちが入っていない」とか、そう言ってしまう原因は、その活動の意味が理解できていないからに尽きる。だから自分の発信できるフィールドに持ってきてついやり込めてしまう。それでは生徒がやりたくなくなるのは当然だ。
「おいしいとこ取り」は生徒を苦しめるだけ。このドリルを教えてくださった方がおっしゃっていた。本当にそのとおりだ。
本質的な理解がないのに上辺だけで提示して、行き詰まったらまた違うやり方で。対処療法の繰り返しで、たまたまうまくいったのを誉め、うまくいかないのを叱る。そんなのは「卑怯」だとさえ思う。僕はずっと卑怯だった。もっと突き詰めないといけない。
生徒と探究する作業はこれからも続きます。
【今日のメニュー】
・アップ
・中庭でショートダッシュと30mダッシュ
・渡り廊下でシャトル打ち(兼スイングのドリル)
・キャッチボールのドリル
・ポジションノック(兼ゴロのドリル)とティーバッティング
・1打席バッティング ×3
・三角ベース(テニスボールで4アウト制の3イニング)
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