2016年1月9日土曜日

駅伝本番

今日は駅伝大会の本番。年末年始の休み明けから、できるだけ走るメニューはやってきたものの、2.8キロの距離をカバーするまではできていません。ここは冬の積み重ねと、生徒たちの個々のトレーニングに任せるしかない。不安がありました。

この大会は個人の部と駅伝の部があり、はじめに学年別に個人の部があります。今日で3回目の長居公園のコースでした。1走目。やはりタイムが落ちている。しかも体調を崩す子もいて、冬のある時期のいい状態とは程遠い本番となりました。駅伝大会の7名の選抜選手のなかからメンバー変更をすることになり、迷う。補欠の2年生の生徒もどうも万全でない。かと言って、次の補欠の1年生に任せていいものか。迷いました。先の個人の部では1年生のほうがタイムもよく、2年生より1年生を抜擢しようとしました。でも考えていくと、2年生の代わりに1年生というのがどうもしっくりいかない。チームとしてタイムでいくとベストは1年生。でも、いいのかこれで。その2年生に「もう『今日のベスト』でいいから、2年生が走ったり。2年の代わりは2年でやってあげーや」と言い、結局、1走のタイムでは劣る2年生に代わりを頼みました。

駅伝の部。トップのキャプテンがこの冬最高の走りを見せてくれて、2走にその代打の2年生。不安そうな顔をしています。一声かけて、待っていると、かなりのハイペースで帰ってきています。先のタイムとは比べものにならないくらいのタイムで2区を完走。ありがとうな、がんばったな。

結果的にチームの成績はトップからはほど遠いものでした。しかし、チームとしては前走より5分も縮めるタイム。見せ場はあったので、まさにウチのチームのゲームやなと思いつつ、ミーティングでそんな話をしました。2年生の意地が、今日はとてもいいなと思う場面でした。まだまだ鍛えていく部分があるので、週明けのクラブ会議で確認していきたいと思います。春までもうすぐ。

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