2016年1月31日日曜日

適切な時間の感覚 〜惰性は誰のせいか〜

昨日はグランド不良で今年の初練習試合が中止。校舎でランニングとトレーニングをしました。
先日の智弁和歌山の古宮コーチの実践を取り入れ、30秒トレーニング、30秒休憩。この間隔で5種類3セットやりました。指導者講習会では5セットと紹介されたようですが、後半いい加減になってもいけないので3セット。これでもたいへんそうでした。実際は7セットくらいを軽くクリアしていくそうです。甲子園レベルはすごい。
このあと体幹トレーニングを5種類5セット。さっきは息を切らしていた子たちが次はじんわり効き目を実感していました。そのあとは個人練習に。
最近気づいたのですが、一つの練習が30分のパッケージで作れないと集中力が切れてくるということです。これが試合であれば、どこに切り換えのスイッチをもってくるかということを考えねばならない。個人練習も30分。これ以上長くなると「練習と称した」無意味な動きや、ふざけが入ってきます。ここのグループにアップされているようなどんどん勝ち進むようなチームとそのあたりが違うのかもしれませんが、こういうチームの実態をわかった上で適切な刺激が必要になります。皮肉ではなく、これが僕らの実態。ここを意識させて、フォーカルポイントを作らせたり、言葉がけを変えさせたりして対応してきます。先のサーキットしかり、適切な時間の感覚さえ持ち合わせれば、積極的な練習が持続できるようです。30分1セットの気づきは僕には大きなものでした。
ちょっと早めに上がったので、女子バレーボール部の練習を見学に。いつも熱心に活動されているのを知っていたので、思い切って見せてもらいまいした。女バレは1年生主体のチーム。これは人数の都合からです。一つのプレーに先生が解説。一枚ずつ「気づき」を重ねていくようなスタイル。ポジショニングの話は野球でも取り入れられるな、と勉強になりました。同時に、自分がバレーボール部を持ちなさいと言われたら、こうやって教えてくれる先生がいないときにどうやって生徒に指導するのかな、と考えました。最近考えている問題です。
来週も試合が続きます。生徒には実戦を意識した取り組みを提案していこうと思います。

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