僕が中学校、高校のときにあまり体験がなかった個人練習。自主練と個人練習は違います。個人練習は活動の枠内で、自分で課題を見つけて練習します。いまの学校に赴任してから取り入れるようになりました。最近は練習のラスト30分は個人練習です。これからゲームが本格的に始まっていくので、実戦での課題を解消していく練習になっていくと思います。
中学生がどこまで自分の課題と向き合っているか、というのは確かに気になるところです。ウチは週1回のクラブ会議や、毎日の野球ノートで個々の取り組走りこみはみを確認しています。会議や指導でグランドにほとんど出られないときは、この個人練習の場面から、ということがあります。
「いま、これ何の練習やってんの?」と聞いたときに、必ずきちんと答えられるように。これが個人練種のルールです。グランドが狭いので走り込は校舎で。僕が作ったグランドの隅のブルペンで投げ込み。ミニボールでスイングチェック。渡り廊下でチューブ。こんな風景です。個人練習に飽きてくるとどうしても遊びになってしまう。こういうこともよくあります。でも、しっかりやれている子もいるので、ここはピンポイントで指導。「遊ぶヤツがおるから個人練習やめや」と言いたくなるのを堪えます。適切な課題を与えるのも僕らの仕事。そういう子にはその子に応じた課題を与えます。やりたい練習ではなく、やるべき練習(やらなあかん練習)に向き合ってほしいといつも話しています。
30分1パッケージ練習もなかなかうまくいってます。これで毎日始めから終わりまでグランドにいられるといいのですが。中学校の学校現場ではここが何よりもの課題になると思います。
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