2017年2月12日日曜日

自分のルーツをたずねる2日間


土日は大阪も大寒波。雪はさすがに積もってはいないけど、グランドはカチカチ。生徒には酷なコンディション。
土曜日は母校。毎年いいチーム。僕らのときとは違ったユニフォームだけど、いろいろなことが懐かしい。ずいぶん下の後輩たちはたくましく、良いプレーヤーが多かった。僕らのときとはホームの位置が変わり、慣れた場所なのに違った風景に見える。この日は8人。助っ人でこちらに来てもらってなんとかゲームができた。ここともう1校、前任校のブロックのチームと対戦。懐かしくて新鮮なゲームだった。
今日はまた母校の中学校の近い学校とゲーム。寒い朝だったけど、1試合を終えたら母校の高校へ向かう用があったので早めにゲームをしてもらった。いろいろと情報交換。試合後、すぐに母校へ。
新しい校舎を建設中に僕の野球部時代があった。生徒がトンボを作るという伝統は残っているそうだ。グランドは黒土になり、外野の砂もきれいな色をしていた。監督先生とコーチ先生と情報交換。紅白戦が行われ、熾烈な競争を目の当たりに。課題をクリアできないとすぐに交代。目まぐるしく入れ替わる高校生たち。僕だったら一瞬で交代だろうな、と一人で思っていた。
自分が育った地元の学校とゲームをし、高校をたずねてこの土日は実家に泊まった。野球をする環境が今と昔とでは変わったよなあ、と考えていた。昨日は8人、今日は9人。体調不良やもろもろで活動に参加できる生徒が少なかった。加えてこの寒さ。こちらが「試合をやってやっている」というやり方じゃモチベーションの維持もきっと難しい。昔はそれで良かった。だからといって「やってもらっている」わけでもない。もっと純粋に「一緒にやっている」という気持ちでこの2日間を過ごした。試合中に薄い上着も着せた。過保護かもしれないけど、名より実をとった。寒い時期は筋肉が固くなる。筋肉量の多い高校生やそれ以上のプレーヤーは良いが、まだまだ筋肉量の乏しい中学生は事情が違う。「試合に臨む姿勢が……!!」と云々されてもいい。僕はこういうやり方で生徒と一緒にやっている。
来週からテスト1週間前。しばらくオフになる。課題をどうクリアしていくか、また一緒に生徒と考えて活動したい。
(結果)
H29.2.11 90分ゲーム
① 対 淀川  4−1(5回) ◯
② 対 大淀  4−5✕(5回サヨナラ) ✕
H29.2.12 対 今市
① 4−0 ◯
② ◯
冬を越えて、みんな頑張ってます(^^)

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