2015年11月22日日曜日

「選抜大会」

今日は大阪市の各校の選抜選手によるブロック選抜大会の2日目。ウチは前半の出場だったので、退けてきた。これは中体連の大会ではなく、あくまで有志。この大会も始まって長くなった。複数顧問がいる学校は引率を初日と2日目分けて参加するところも。ウチもそう。顧問の間で「○○先生は今日は家族サービスです」と冗談を交えて話をするが、家族サービスという言葉に違和感。家族と過ごすのはサービスではない。僕は絶対使わない表現。

さて、大会。ウチのブロックは2Bと対戦。2−3と惜敗で4位。今この瞬間もその大会は続いている。レベルの高い大会なので投高打低。良い選手がたくさん出場するのでほれぼれします。

2試合目の決勝戦。大阪市の審判部を代表する(全国大会でも審判をするような技術の高い)先生と審判クルーを組ませてもらえることに。突然の指名。でも、下手だから飛び込んでいろいろ質問しようとメモを携行。マイナス評価をされる怖さで臨むのではなく、自分のプラスにしていけばいいかと気持ちを準備。いつもこの大会の審判は緊張するが、今日は一番落ち着いて臨めた。メモをたくさんイニング間にとる。僕はどうやら書いて考えて納得するタイプだと最近わかってきたので、この方法がよかった。なんでいままでしなかったのやろ、と後悔。これからこうやってメモをして、教えてもらえばいい。試合後、メモをもとにたくさん教えてもらった。下手なら聴くしかない。うまくなりたい。

クルーを交代で組んだ前任校の元同僚Y先生と話し込む。考えていることに多く共感。情熱にあふれる先生なので、お話しをしていて自分も頑張らんとあかんな、と強く思う。僕の尊敬する先生。

帰り、駅の切符売り場でこの大会の選手たちが切符売り場でふざけていた。僕の後ろいつの間にかに待っている人。僕は後ろの人に順番を譲った。その直後、売り場が一つ空いた。「ありがとうね」とその人から一言。僕らが教えるのは野球の技術だけでなく、こういうときの身の振り方ではないか。野球はそのあとにくる。選手というのはそもそも「選ばれた者」。そこから選りすぐられているのなら、それにふさわしい振る舞いが求められる。

明日は雨らしいけど、海を見に神戸へ。サービスではなく、これが僕の日常。

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